在米ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

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プロゴルファー・松山英樹選手がPGAツアーの総合ランキング2位(2017年6月現在)になったというニュースで盛り上がっているアメリカ・プロゴルフ界。
全米オープンゴルフの賞金総額は1,200万ドル、優勝賞金は216万ドル(2億4000万円)という夢の世界だ。そんな華々しい舞台で転戦する選手たちに、実は社会貢献活動にも精力的に取り組んでいる人が多いということをご存知だろうか? 世界有数のトップゴルファーたちが、なぜ社会貢献活動に力を入れるのか? 「Number」「ALBA」などスポーツメディアに寄稿する在米ゴルフジャーナリストの舩越園子氏がその理由を解き明かしていく。

最新号(毎月15日更新)

ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー

 マーク・リーシュマンというオーストラリア出身の33歳の米ツアー選手をご存知だろうか。昨季3月のアーノルド・パーマー招待とシーズンエンドのプレーオフ・シリーズ第3戦、BMW選手権を制し、年間2勝、通算3勝目を挙げて、今季も注目を集めている。
 だが、リーシュマンが注目されている理由は、その成績だけではない。BMW選手権を制した際の素敵なストーリーに彼の生きる姿勢が反映されており、それが「素晴らしい」と内外から高く評価されているからだ...[ 続きを読む ]

バックナンバー

2017.10.15

第4回 アーニー・エルスの山谷の越え方

今年9月、米フロリダ州がハリケーン・イルマに襲われ、大きな被害を受けたことは、みなさんもご存じのことと思う。そのイルマがフロリダに接近し、間もなく上陸するというニュースが流れたとき、自身の試合出場予定を変更し、自宅待機の道を選んだプロゴルファーがいた。メジャー4勝、47歳の大ベテラン選手、アーニー・エルスのことだ。イルマが接近してきたときは...[ 続きを読む ]

2017.9.15

第3回 マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢

マスターズを2度も制したメジャーチャンピオンでありながら、プロゴルファーとしての大成功をひけらかすのではなく、「僕はプロゴルファーとしてではなく、一人の人間として夢を抱きたい」と言い切る個性的な選手がいる。「あなたは何者ですか?」と問われたら、「僕はプロゴルファーです」と答えるのではなく、「僕は...[ 続きを読む ]

2017.8.15

第2回 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密

今年の全英オープンを見事に制し、23歳にしてメジャー3勝目を達成したジョーダン・スピースは、優勝の興奮冷めやらぬまま早々にプライベートジェットに飛び乗り、米国テキサス州の実家へと戻っていった。ダラスの実家に到着したのは午前5時。早朝だというのに、そこには両親や恋人、大勢の友人たちが集まり、愛する妹エリーの姿も...[ 続きを読む ]

2017.7.15

第1回 プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

みなさんは18ホールそれぞれの距離やハザードの配置、グリーンの形状などが記されているヤーデージブックをご存じだと思うのだが、欧米ツアーの現場には、それとは別にもう1冊、グリーンブックなるものが存在することをご存じだろうか。グリーンブックには、その名の通り、グリーンに関する詳細情報が記されている。とはいえ...[ 続きを読む ]

著者プロフィール

舩越園子 近影舩越園子(ふなこし そのこ)

在米ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。