コラム・連載

ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

個性派M・A・ヒメネスの恩返し

2022.11.15|text by 舩越園子

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PGAツアーには50歳以上のシニア選手を対象としているチャンピオンズツアーというものがある。

そこには往年の名選手たちが勢揃いしているため、「PGAツアーのレギュラー大会を見るより、お馴染みの顔ばかりのチャンピオンズツアーのほうが面白い」という声をしばしば耳にするほど、米国では高い人気を誇っている。

今年10月下旬に開催されたチャンピオンズツアーのコンステレーション・フューリック&フレンズのディフェンディング・チャンピオンは、かつての国民的スター選手、フィル・ミケルソンだった。

しかし、ミケルソンは今年6月にグレッグ・ノーマンが創設したリブゴルフへ移籍し、PGAツアーから資格停止処分を科されたため、もはや、この大会に出場することはできなかった。

ディフェンディング・チャンピオン不在となった大会で、ミケルソンに代わって最大の注目を集めたのは、昨年の同大会でミケルソンに敗れて2位になったミゲル・アンヘル・ヒメネスだった。

ヒメネスの名前を聞いて、すぐに顔姿を思い浮かべることができるゴルフファンは、日本では、さほど多くはないだろう。

スペイン出身のヒメネスは現在58歳。いつも大好きなシガー(葉巻)を手にしているか、あるいは口にくわえているかのどちらかで、いつもちょっぴりシニカルなジョークを披露しては、フフフと笑う陽気な性格だ。

スイングも現代の若い選手たちのテキストブック・スタイルとは正反対で、非常に個性的だ。クラブを「振る」というより、「操る」ようなスイングだ。しかし、シニア選手とは思えないほど彼のスイングは今もパワフルだ。

米国のゴルフ解説者や他選手たちは「ミゲルのスイングは何十年も変わらない」「50歳当時と同じぐらいのスイングスピードを今も維持している。むしろスピードアップしている」と驚き交じりで絶賛している。

そう、「カリズマティック・スパニアード(カリスマみたいなスペイン人)」「エイジレス・スパニアード(不老のスペイン人)」などと呼ばれているヒメネスは、何から何までユニークでパワフルだ。

アメリカは淋しすぎる

ヒメネスはスペインの貧しい家庭で生まれた。父親は家のガレージで車の修理業を細々と営んでおり、ヒメネスは7人兄弟の5番目で、彼を含む4人がプロゴルファーになった。

とはいえ、当時の彼らが歩んだプロゴルファーへの道は、現代のようにジュニア時代から英才教育を受け、たくさんの試合を経験して腕を上げていくものとは正反対のイバラの道だった。

生きるためには、それ以外に選択肢がない。そんなドン詰まりの中で意を決して選んだ厳しく険しい道だった。

兄たち同様、ヒメネスも幼いころから近所のゴルフ場でキャディとして働きながら、わずかな生活費を稼いだ。

プレーする客たちの姿を眺めながら見よう見まねでゴルフを覚え、拾った木の枝をクラブに見立てながらスイング練習を繰り返した。

今でもヒメネスのスイングは極端なアウトサイドイン軌道だが、それはクラブもコーチも練習時間も何もない中で、彼が彼なりに身に付けた彼だけの宝物だ。

中古ながら本物のクラブを手にしたのは14歳のときだった。ある篤志家から厳しい条件付きで経済的サポートを得たヒメネスは、血がにじむような努力でプロを目指し、めきめき上達し、わずか4年でプロになった。

1988年に欧州ツアーにデビュー。1992年に初優勝を挙げ、以後、次々に勝利を重ね、2000年からは渡米してPGAツアー参戦を開始した。

葉巻が大好き、車いじりも大好きで、「メカニック」という愛称で親しまれるヒメネスの存在は、世界のゴルフ界に知られるようになった。しかし、2004年の終わりごろ、彼は、ぼそっと、こう打ち明けた。

「来年からアメリカに来るのはメジャーやビッグな大会のときだけにする。アメリカのライフスタイルは、私には合わない。アメリカは淋しすぎる」

結局、PGAツアーでは1勝も挙げられないまま、ヒメネスは母国のある欧州へ、ひっそりと引き上げていった。

ゴルフが好きだし、戦うのは楽しい

しかし、PGAツアーからの撤退は、ヒメネスにとっては大いにプラスに働いた。

アメリカ生活は肌に合わない、淋しい、つまらないと感じていた間、PGAツアーで戦うことは、彼にとっては精神的にマイナスになっていたが、生まれ育ったスペインに戻り、再び欧州で戦い始めてからは、彼のメンタル面はすっかり整い、だからこそ技術が活かされ、彼は水を得た魚のように世界各国で通算21勝を挙げた。

心身ともに充実したおかげで成績もみるみる向上。メジャー4大会などで年に数回、試合会場で顔を合わせると、ヒメネスはニヒルな笑みを浮かべながら「オラッ!」と声をかけてきた。

「私は50歳になってもアメリカでチャンピオンズツアーに出るつもりはないよ」

そう言っていたヒメネスだが、2014年のバースデーを迎えるやいなや、待ち切れなかったといわんばかりの勢いでシニアの世界に飛び込み、そこから先は水を得た魚のようにチャンピオンズツアーで通算13勝を挙げてきた。

「なぜ必死に練習し、戦うか?だって、ゴルフが好きだし、戦うのが楽しいし、勝ちたいからね」

できる限りの恩返しだ

その楽しさを母国スペインの子どもたちやプロを目指すゴルファーたち、あるいはゴルフを知らない人々にも経験してもらいたい一心で、ヒメネスは2013年にミゲル・アンヘル・ヒメネス・ゴルフアカデミーを創設した。

自ら設計した18ホールの戦略的なパー3コース、芝から打てる40打席を擁する練習場、バンカー練習場や練習グリーンなどが完備されており、ジュニアから大人まで、初心者からプロ予備軍まで、「誰もが利用できるマルチなゴルフスクール」になっている。

「私は本物のゴルフ場で働きながらも、その環境で存分に練習を積むことができなかった。だから、その分、未来を担う子どもたちやゴルファーには素晴らしい練習環境を与え、心行くまで練習してほしいし、そうさせてあげたい」

たくさんの人々に支えられながらプロゴルファーになったヒメネスにとって、そうすることは「私からのできる限りの恩返しだ」。

ヒメネスがしみじみとそう語ってくれた日のことが、私は今でも忘れられない。

次回は12月15日公開予定!

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  3. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  4. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  5. 79. 命のリレー、命のショー
  6. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  7. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  8. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  9. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  10. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  11. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  12. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  13. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  14. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  15. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  16. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  17. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  18. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  19. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  20. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  21. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  22. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  23. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  24. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  25. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  26. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  27. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  28. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  29. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  30. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  31. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  32. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  33. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  34. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  35. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  36. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  37. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  38. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  39. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  40. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  41. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  42. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  43. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  44. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  45. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  46. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  47. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  48. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  49. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  50. 34. それが「私の生きる意味」
  51. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  52. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  53. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  54. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  55. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  56. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  57. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  58. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  59. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  60. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  61. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  62. 22. 帝王の優しき野望
  63. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  64. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  65. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  66. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  67. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  68. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  69. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  70. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  71. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  72. 12. 選手もキャディも主役になった日
  73. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  74. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  75. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  76. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  77. 07. デービス・ラブの愛
  78. 06. 彼が国民的スターである理由
  79. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  80. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  81. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  82. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  83. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

著者プロフィール

舩越園子 近影
舩越 園子(ふなこし そのこ)

ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。
百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。

在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。

『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。

アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。

最新の書籍紹介

『タイガー・ウッズ 復活の言霊』

タイガー・ウッズ 復活の言霊
Amazonで確認

復活劇の裏にあったウッズの想い
すべての人の心を打つ48のメッセージ

誰もが憧れる絶対王者として
君臨していたウッズ。
不倫騒動、くり返された故障と手術、
まさかの逮捕劇……と、
人生の風雨にさらされたウッズ。

子供たちと向き合い、自分を見つめなおし、
見事に復活優勝を果たしたウッズ。
どれもタイガー・ウッズだが、
彼の言葉を追い、紐解いていくことで
人間・ウッズの実像が見えてくる。

そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  3. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  4. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  5. 79. 命のリレー、命のショー
  6. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  7. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  8. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  9. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  10. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  11. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  12. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  13. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  14. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  15. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  16. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  17. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  18. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  19. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  20. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  21. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  22. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  23. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  24. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  25. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  26. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  27. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  28. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  29. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  30. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  31. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  32. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
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  34. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  35. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  36. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  37. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  38. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  39. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  40. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  41. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  42. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  43. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  44. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  45. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  46. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  47. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  48. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  49. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  50. 34. それが「私の生きる意味」
  51. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  52. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  53. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  54. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  55. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  56. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  57. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  58. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  59. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  60. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
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  63. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
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  65. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  66. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  67. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  68. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  69. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  70. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  71. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  72. 12. 選手もキャディも主役になった日
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  74. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
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  77. 07. デービス・ラブの愛
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  79. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  80. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  81. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
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  83. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい