コラム・連載

ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

優しく強くなったR・マキロイの社会貢献

2021.1.15|text by 舩越園子

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ローリー・マキロイと言えば、ゴルフファンの誰もが知る世界のトッププレーヤーだ。北アイルランド出身で現在31歳。すでにメジャー4勝を含む米ツアー通算18勝、欧州や世界でも8勝を挙げ、米ツアー年間王者や世界ランキング1位にも輝くなど目覚ましい実績を築き上げている。
そう言ってしまうと、順風満帆なエリート選手のように思われるかもしれない。確かに、ゴルフの戦績だけを見れば、マキロイは文句なしのエリート・プレーヤーである。
だが、私生活面を含めた彼のこれまでの人生は、案外、山あり谷ありの波乱万丈な日々だったように思う。

負けは必ず勝ちに変わる

北アイルランドのハリウッドという小さな田舎町で生まれ、父親ゲリーの手ほどきで2歳からゴルフを始めたマキロイは、驚くほどのスピードで腕を上げ、「瞬く間に40ヤードを飛ばした」という逸話を生んだ。
父親が試しに出場させた米フロリダのジュニア大会では、いきなり堂々の圧勝。
「ウチの息子は、とんでもない才能の持ち主らしい」
父親ゲリーは妻に電話をかけ、興奮しながら、そう伝えたそうだ。

その日から、マキロイの両親は息子のゴルフの費用を捻出するために、それまで以上に必死に働いた。父親ゲリーは地元ハリウッドGC内のバー&レストランの経営以外にも別の仕事を2つも掛け持ちし、母親ローズィーは夜間の仕事に精を出した。
そんな両親の愛情と努力のおかげで、マキロイは2007年には世界アマチュアランキング1位に輝き、全英オープンではローアマ獲得。その直後にプロ転向し、欧州ツアー参戦を開始した。

米ツアーに初めて出場したのは2009年のWGCアクセンチュア・マッチプレー選手権だった。その大会は、米ツアーに初挑戦を開始したばかりだった石川遼が補欠ながら試合会場へ赴いたため、試合会場には石川を追いかける日本メディアが詰め寄せていた。
大勢の日本メディアが見守る中、練習場で球を打ち続けていた石川の2つ前の打席で、ひっそりと練習に励む父と子。それが、私が初めて目にしたマキロイ父子だった。

その大会で、マキロイは初出場ながらベスト8進出を果たし、いきなり世界中から大きな注目を浴びる存在になった。
2010年にはクエイルホロウ選手権で米ツアー初優勝。そして2011年4月のマスターズでは首位を独走し、そのまま圧勝する勢いで最終日を迎えた。

「すごいぜ、ローリー!」
世界のゴルフファンが興奮を覚えた矢先、マキロイはバック9で大きく崩れ、80を叩いて15位に終わった。
生まれて初めて大きな挫折感と屈辱感を覚え、情けなさと不甲斐なさでいっぱいになったマキロイは、その夜、母国でTV観戦していた父親ゲリーに電話をかけたそうだ。
「何かを学びさえすれば、負けは必ず勝ちに変わる。電話をかけてきた息子に、私はそれだけを伝えた」
ゲリーは、そう明かしてくれた。

あらゆるサポートをしたい

マスターズでの傷心の敗北から、わずか2か月後。マキロイは難コースのコングレッショナルで開催された全米オープンを堂々圧勝し、メジャー初制覇を遂げた。彼が見事に立ち直った背景には、マスターズで大敗した日の夜に聞いた父ゲリーのあの一言があった。
「何かを学びさえすれば、負けは勝ちに変わる。そうだ、何か新しいことを見て学ぼう」
そう思ったマキロイは、全米オープン直前にユニセフ大使としてハイチを訪れ、貧困の中でも前向きに必死に生きる子どもたちと初めて直に接した。

「当たり前のようにペットボトルの水が飲めることが幸せだとわかった。ゴルフができる僕は、どれほど幸せか、、、、」
それまでは小生意気な言動が取り沙汰されたこともあったマキロイだったが、ハイチの子どもたちと接したことで、心穏やかに謙虚になったマキロイは「幸せを実感することが試合への最高の準備だ」と悟ったそうだ。

そして臨んだ全米オープンで、マキロイはメジャー初勝利を挙げた。翌2012年は全米プロでも優勝し、メジャー2勝目を挙げた。
マスターズで敗北したショックから立ち直り、早々にメジャー・チャンピオンになった背景には、父親の一言に端を発したハイチ訪問があり、社会貢献の精神に目覚めたマキロイは2012年の暮れに自身の財団を創設。
「僕は貧困や飢えに苦しんでいる世界中の子供たちに、ビッグなサポートからスモール・サポートまで、あらゆる形のサポートをしていきたい」
それが、マキロイのチャリティ活動の始まりだった。

大きな社会のためにプレーする

その後も米ツアーや世界の舞台で次々に勝利を重ねていったマキロイは、2013年ごろからはテニス界の女王カロライン・ウォズニアッキと交際し、2014年4月に婚約を発表したと思ったら5月には破局して、世界中を驚かせた。
だが、その年の7月に全英オープンを初制覇、8月には全米プロで2度目の勝利を挙げ、メジャー4勝の強者になった。2016年には米ツアー最終戦のツアー選手権を初制覇し、キャリア初の年間王者に輝いた。

それと前後して、PGAオブ・アメリカの職員だったエリカ・ストール嬢とデートを重ね、2017年4月に結婚。
そうやって自身の私生活面が充実し、落ち着き始めたころからマキロイのチャリティ活動は一層活発になり、優しさを増していった。
2016年には母国・北アイルランドで障害を持つ子どもたちの施設を初めて訪問。
「いろいろな子どもたちとの出会いに大いに刺激を受け、大いに勇気をもらった」
以後、マキロイは、この施設へのチャリティを大勢の人々に呼びかける「チャリティ・マラソン」を継続的に行なうなど、社会貢献活動に余念がない。

そして今年は、コロナ禍で米ツアーが休止されていた5月に、米ツアー仲間のダスティン・ジョンソン、リッキー・ファウラー、マシュー・ウルフと手を取り合い、契約先のテーラーメイドの協力を得て、チャリティ・トーナメントをいち早く開催。総額550万ドル超(約5億6600万円)を集め、医療従事者たちへ寄付した。

「僕らは、自分のためではなく、もっと大きな社会のためにプレーすることができた。こうして社会に貢献できたことを誇りに思う。
8月31日には長女ポピー・ケネディちゃんが誕生。パパになったマキロイの視線はこれまで以上に優しくなった。だからこそ、彼はこれからますます何かに苦しむ世界中の子どもたちに救いの手を差し伸べ、社会貢献に尽力していくのではないだろうか。

次回は2月15日公開予定!

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  3. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  4. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  5. 79. 命のリレー、命のショー
  6. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  7. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  8. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  9. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  10. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  11. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  12. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  13. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  14. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  15. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  16. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  17. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  18. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  19. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  20. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  21. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  22. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  23. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  24. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  25. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  26. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  27. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  28. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  29. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  30. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  31. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  32. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  33. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  34. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  35. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  36. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  37. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  38. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  39. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  40. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  41. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  42. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  43. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  44. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  45. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  46. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  47. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  48. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  49. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  50. 34. それが「私の生きる意味」
  51. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  52. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  53. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  54. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  55. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  56. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  57. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  58. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  59. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  60. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  61. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  62. 22. 帝王の優しき野望
  63. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  64. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  65. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  66. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  67. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  68. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  69. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  70. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  71. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  72. 12. 選手もキャディも主役になった日
  73. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  74. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  75. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  76. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  77. 07. デービス・ラブの愛
  78. 06. 彼が国民的スターである理由
  79. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  80. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  81. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  82. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  83. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

著者プロフィール

舩越園子 近影
舩越 園子(ふなこし そのこ)

ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。
百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。

在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。

『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。

アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。

最新の書籍紹介

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どれもタイガー・ウッズだが、
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人間・ウッズの実像が見えてくる。

そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  3. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  4. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  5. 79. 命のリレー、命のショー
  6. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  7. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  8. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  9. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  10. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  11. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  12. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  13. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  14. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  15. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  16. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  17. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  18. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  19. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  20. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  21. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  22. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  23. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  24. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  25. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  26. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  27. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  28. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  29. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  30. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  31. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  32. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  33. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  34. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  35. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  36. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  37. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  38. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  39. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  40. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  41. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  42. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  43. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  44. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  45. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  46. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  47. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  48. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  49. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  50. 34. それが「私の生きる意味」
  51. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  52. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  53. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  54. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  55. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  56. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  57. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  58. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  59. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  60. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  61. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  62. 22. 帝王の優しき野望
  63. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  64. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  65. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  66. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  67. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  68. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  69. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  70. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  71. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  72. 12. 選手もキャディも主役になった日
  73. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  74. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  75. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  76. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  77. 07. デービス・ラブの愛
  78. 06. 彼が国民的スターである理由
  79. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  80. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  81. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  82. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  83. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい