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ドクターズゲートの配信する医療ニュースについて
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  •  国内の新型コロナウイルス感染者は19日、新たに3万8057人確認された。死者は72人。重症者は前日から11人減って300人となった。

     東京都の新規感染者は4069人で、前週の同じ曜日より1585人減った。5000人を下回るのは7月4日(2772人)以来、約2か月半ぶり。直近1週間の平均新規感染者は前週より14%減り、8153人となった。

     大阪府では2328人の感染が確認され、前週の同じ曜日から306人減った。
  •  厚生労働省は16日、新型コロナウイルス感染者の「全数把握」の全国一律の見直しに向け、届け出システム「HER―SYS(ハーシス)」の改修を終えたと発表した。

     新制度では、発生届の対象者を重症化リスクの高い人に限定し、低リスク者については年代別の人数のみを医療機関が保健所に報告する。人数のみの報告にハーシスが使用できないことが課題となっていたが、改修で解消された。
  •  塩野義製薬は16日、開発を進めている新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」について、韓国での緊急使用許可の申請に向け、韓国の製薬大手「イルドン ファーマスーティカル」とライセンス契約を結んだと発表した。

     イルドン社は許可を得た後、韓国政府との販売交渉も担う。韓国向けの製造を担当する可能性もあるという。塩野義側はライセンス契約料と販売量に応じて一定の収益を受け取る。

     塩野義は現在、日本を中心に最終段階の臨床試験を実施している。この中には韓国内の約200人も含まれ、イルドン社はこれらのデータを基に申請する。

     塩野義は中国当局に承認に向けたデータを提出しているほか、米国でも近く最終段階の臨床試験を始める。一方、日本では緊急承認申請したものの、7月に承認が見送られ、継続審議となっている。
  •  寄生虫の「アニサキス」による食中毒が近年急増している。秋はとくに集中するとして、北海道は目視による確認などの予防策の徹底を呼びかけている。
     アニサキスは線虫の一種。幼虫は長さ2~3センチ・メートルの白い糸状で、サンマやサケ、サバ、イカなどの内臓表面や筋肉に寄生する。人間の体内に入ると胃や腸の壁を突き刺すように動き、激しい腹痛や吐き気などの症状を引き起こす。
     道によると、アニサキスが原因の食中毒の発生件数は2014年に4件だったが、昨年は約20倍の81件と急増。このうち、48%にあたる39件が9~11月に発生している。
     アニサキスは魚を60度で1分間以上加熱したり、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すると死ぬ。道は「新鮮な魚介類にも寄生している。自分で釣ったり、人から譲り受けたりした魚はとくに予防を徹底してほしい」と注意をうながした。
  •  【ジュネーブ=森井雄一】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は14日の記者会見で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)について「終わりが視野に入っている」と述べた。
     WHOによると、11日までの1週間で、新型コロナによる死者は世界で約1万900人が報告されている。テドロス氏は、2020年3月以降で最も少なかったと指摘し、「パンデミックを終わらせるのにこれほど良い状況はない」と語った。
     その上で、この機会を逃すとさらなる変異株の発生や死者の増加などリスクが高まるとして、医療従事者や高齢者らへのワクチン接種など対策を継続するよう訴えた。
  •  国内では14日、新型コロナウイルスの感染者が新たに10万277人確認された。死者は184人、重症者は前日から36人減の376人だった。
     東京都では、1万593人の感染が判明した。前週の同じ曜日から2975人減り、24日連続で1週間前を下回った。直近1週間の平均新規感染者は8960人で、前週から21%減った。男女16人の死亡が確認された。
     大阪府の新規感染者は7719人で、前週の同じ曜日から1879人減った。死者は50~90歳代の17人だった。
  •  河野デジタル相は13日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルス対策の接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の機能を停止すると発表した。全感染者の氏名などを確認する「全数把握」が26日から見直されることを受けた措置で、利用者にアンケート調査を行った後に停止する。

     ココアは2020年6月に運用が始まった。ダウンロード数は今月9日時点で4055万件。スマートフォンに接触通知が届かない問題が21年2月に発覚するなど、不具合も相次いだ。

     感染者全員が届け出をしなくなれば、ココアの意義が乏しくなることから、デジタル庁などが対応を検討していた。河野氏は「どこが失敗したのか総括をしっかり行い、次のパンデミック(世界的大流行)につなげていく」と強調した。
  •  新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応した新たなワクチンについて、厚生労働省は12日、特例承認した。接種対象は現行ワクチンを2回以上接種した12歳以上全員を想定する。接種間隔は5か月以上で始めるが、海外の動向などを踏まえて短縮する方向で検討し、10月下旬までに結論を出す。

     特例承認されたワクチンは、米ファイザー製と米モデルナ製で、それぞれ12歳以上、18歳以上に使用できる。ともに、オミクロン株の初期に流行した系統「BA・1」と、中国・武漢由来の従来株に対応した成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプ。重症化や感染の予防を目的とし、現在主流の「BA・5」にも一定の効果が期待される。

     接種は4回目を受けていない60歳以上の人などから優先して始め、全国への供給が始まる今月19日以降、現行ワクチンから順次切り替える。10月半ばにも、現行ワクチンを2回以上接種した12歳以上に対象を広げる方針だ。

     海外でもオミクロン対応ワクチンの導入が進む。英国などでは「BA・1」に対応した2価ワクチンが承認されているほか、「BA・5」に対応したワクチンについては、米食品医薬品局(FDA)が8月末、緊急使用を許可している。
  •  新型コロナウイルスの第7波で、大阪府は7月下旬から1か月間、高齢者らに不要不急の外出自粛を要請した。重症化しやすい高齢者への感染を防ぐためだが、外出を控えると心身の機能が落ちてしまう恐れもあった。行動制限に効果はあったのか。

     感染の急拡大を受けて、大阪府が65歳以上や基礎疾患のある人に外出自粛を要請したのは、7月28日から8月27日まで。体力維持のための運動や生活必需品の買い出しは自粛の対象外とした。若い世代を対象に含めなかったのは、経済活動への影響をできる限り抑えるためだ。

     府は高齢者施設の数が約3800と全国で最も多い。65歳以上の人口は約244万2000人と、東京都に次ぐ全国2位だ。吉村洋文知事は「大阪特有の事情として高齢者を守る必要性が高い」と説明した。

     期間中の年代別の新規感染者数(直近1週間平均)をみると、60代以上は要請初日時点の2731人から8月11日までは増加を続け、同12日に減少に転じたが、再び増加した後減少し、最終日には2851人となった。20~30代や40~50代もほぼ同じ傾向で、60代以上の感染者が特に減ったという状況は見られない。初日と最終日の比較では、60代以上が唯一、増加していた。

     入院患者に占める60歳以上の割合は、8月22日までの1週間が89・5%で、要請開始前の7月25日までの1週間の83・8%から5・7ポイント増加した。60歳以上の重症化率は、府が第7波の起点とする6月25日~7月17日時点で0・06%だったが、8月21日時点では0・08ポイント増の0・14%に上昇。全年代平均では0・02ポイント増の0・03%となっており、増え幅は60歳以上の方が大きかった。

     ただし、一概に効果がなかったとは言い切れない。感染者が増えて病床が逼迫すると、高齢者らの入院が優先され、入院患者に占める高齢者の割合は必然的に増えるからだ。

     重症化率も感染者の増加から数週間遅れて上昇する傾向があり、単純に比べることは難しい。対策を取っていなかった場合との比較はさらに困難だ。

     吉村知事は要請期間終了後の8月30日、記者団に対し、「外出を控えるという行動変容につながり、一定の効果が
  •  アルツハイマー病患者のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、病気を再現した「ミニチュア脳(脳オルガノイド)」を作ることに成功したと、慶応大の岡野栄之教授(生理学)らのチームが9日、発表した。治療薬の研究開発や、病態の解明に役立つと期待される。論文が科学誌「セル・リポーツ・メソッズ」に掲載された。

     チームは、患者の皮膚の細胞から作ったiPS細胞を神経細胞に変化させ、培養液中に浮遊させたまま成長させる特殊な培養方法で、直径数ミリの球状の脳オルガノイドを作製した。

     培養から約120日後には、アルツハイマー病患者の脳で見られ、病気の原因と考えられている異常なたんぱく質「アミロイド βベータ 」が蓄積した様子が確認されたという。もう一つの原因とされるたんぱく質「タウ」は、タウをつくる遺伝子を外部から入れて大量に作られる状態にすると、患者の脳と同様の異常な凝集を再現できた。

     井上治久・京都大iPS細胞研究所教授(幹細胞医学)の話「従来の培養細胞や動物を用いた実験よりも、現実に近い条件で研究できる可能性があり、病態の解析がさらに進むことが期待できる。安定的に病態を再現できるかどうかが課題だ」
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