更新情報

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  • 2018年1月24日、英国国立医療技術評価機構(National Institute for Health and Care Excellence, NICE)は、成人の未治療未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)陽性非小細胞肺がん(NSCLC)へのセリチニブ(ノバルティス社、商品名ジカディア)をエビデンスに基づき推奨することを発表した。セリチニブは 未治療ALK陽性のNSCLC成人患者の選択肢として、販売承認の範囲内で、患者アクセススキームにより製薬企業が割引価格で提供することを条件に推奨される。
  • 2018年2月7日、米国食品医薬品局(FDA)は転移性高リスク去勢感受性前立腺がん(CSPC)に対するアビラテロンアセテート(商品名:ザイティガ、Janssen Biotech社)錠とプレドニゾンの併用を承認した。FDAが最初にアビラテロンアセテートとプレドニゾンの併用を承認したのは2011年で、すでに化学療法を受けた転移性去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)患者が対象であったが、2012年には転移性CRPC患者にまで適応が拡大された。
  • 精神科に入院し、ベッドに手足を縛られるなどの身体拘束を受けた経験がある人のうち、約半数が納得していない、という調査結果をNPO法人「地域精神保健福祉機構」(千葉県市川市)がまとめた。精神科では、精神保健福祉法で資格を持つ医師が国の基準に基づき患者を最小限、身体拘束できる。昨年5月に拘束を受けたニュージーランド人が死亡。同機構は同9月、精神疾患を持つ人にインターネットで調査を行った。
  • 妊婦の血液で胎児に染色体の病気がないか調べる新型出生前検査について、日本産科婦人科学会(日産婦)の倫理委員会は13日、一部の施設に限り臨床研究として認めていた実施体制を改める方針を確認した。早ければ5月にも正式決定し、実施施設の拡大に向け本格的な検討に入る。
  • 1回の血液検査で8種の一般的ながんをスクリーニングし、がん部位の特定に役立つ手法を、ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターの研究者らが開発した。CancerSEEKと呼ばれるこの検査は、血中における8種のがんタンパク質の量を調べると同時に、血中循環DNAによってがん遺伝子変異の存在を調べるもので、非侵襲的で優れた多項目検査である。この検査の目的は、米国でのがん死亡数の60%超を占める8種の一般的ながんのスクリーニングである。この検査が対象とするがんのうち5種については、現在のところ検診方法がない。
  • 非浸潤性乳管がん(DCIS)の疾患管理は、乳がん専門医の間で意見が分かれることの多いテーマである。浸潤前の病変を常に切除すべきかどうかについて、依然として議論が続いている。しかし、進行中の多施設臨床試験によりこの疑問が解決される可能性があり、DCISの診療ガイドラインも改訂されることになりそうだ。
  • 延命治療を望まない終末期の高齢者らが心肺停止となり、駆け付けた救急隊員がいったん開始した蘇生処置を中止した事例が、全国主要20消防機関で2017年末までの3年間に少なくとも54件あったことが、読売新聞の調査でわかった。蘇生中止に関する国の規定はなく、各地の消防機関で対応が分かれていた。救急現場からは統一的なルールを求める声が上がった。
  • 出産の痛みを麻酔で和らげる無痛分娩を巡る事故が相次いで判明したことを受け、厚生労働省研究班(代表者=海野信也・北里大学病院長)は12日、望ましい安全対策をまとめた。麻酔を担当する医師の要件や、緊急時の体制などを示した。研究班が示した対策では、麻酔の担当医について、麻酔科専門医などのほか、産婦人科専門医にも認めた。定期的な講習への参加を求めたほか、産婦人科専門医には、麻酔科での研修実績、無痛分娩の経験を情報公開するなどの要件を加えた。
  • 2018年1月24日、英国国立医療技術評価機構(NICE)は根拠に基づく推奨を発表し、前治療歴がある進行腎細胞がん(RCC)の成人に対するレンバチニブ(Eisai社、商品名:Kisplyx)とエベロリムスの併用を推奨した。レンバチニブとエベロリムスの併用は、過去に1度、血管内皮増殖因子(VEGF)標的治療を受けたことがある成人において進行腎細胞がんの治療選択肢の一つとして推奨されるが、患者のECOG(米国東海岸臨床試験グループ)全身状態(PS)が0または1であり、患者アクセス保障制度で合意されたディスカウント価格で製薬会社がレンバチニブを提供する場合に限る。
  • 血流中の循環腫瘍細胞(CTC)を同定する検査によって早期大腸がんを84~88%の正確度で検出できることが、最近の研究で明らかになった。CTCを用いたこれまでのほとんどの試験では進行期の大腸がんは検出できたが、この試験は、CTCによって治療可能性がさらに高い早期のがんを検出できることを示す最初の臨床試験の1つである。この研究成果は、サンフランシスコで開催される2018年消化管がんシンポジウムで発表される。CTCは原発腫瘍から崩落して血流に乗って移動し、遠隔部位で新たな腫瘍を形成する。血中からのCTCの採集は「リキッドバイオプシー」の一形態である。
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