
最終更新:3月1日/ 次回更新:4月1日
"攻める問診"を武器に患者を救い続ける総合診療医の姿を描く!
総合診療科の領域に「その人あり」と言われた医師がいる。その男の名は、山中克郎。
患者の前で膝をつき、手を取り脈を診ながら「大変でしたね」と声をかける――常に笑顔を絶やさずフレンドリーに患者と接する姿から、同僚はいつしか彼を「スマイリー山中」と呼ぶようになった。
1分で心をつかみ、3分聞き、浮かび上がった鑑別診断から「攻める問診」で絞り込み、病名という謎を解いていくその姿は、小説の中の名探偵のよう。
大学の教授職をあっさりと辞し、ひとりの臨床医として地域医療に身を捧げることを選んだDr.山中克郎が医師を、そして総合診療医を目指したルーツを紐解いていく。

監修:山中 克郎Dr.
1985年、名古屋大学医学部卒業。
名古屋掖済会病院、名古屋大学病院 免疫内科、バージニア・メイソン研究所、名城病院、名古屋医療センター、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)、藤田保健衛生大学 救急総合内科 教授 / 救命救急センター 副センター長、諏訪中央病院 総合診療科 院長補佐を経て、現在は福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科 教授。
山中Dr.プロフィール
【略歴】- 1985
- 名古屋大学医学部卒業
- 1985-1987
- 名古屋掖済会病院 研修医
- 1987-1994
- 名古屋大学医学部大学院
- 1989-1993
- バージニア・メイソン研究所(米国シアトル)研究員
- 1995-1998
- 名城病院 内科
- 1998-2000
- 国立名古屋病院 血液内科
- 1999-2000
- カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)一般内科
- 2000-2006
- 名古屋医療センター 総合診療科
(旧 国立名古屋病院 総合内科) - 2006-2010
- 藤田保健衛生大学 一般内科/救急総合診療部 准教授
- 2010-2014
- 藤田保健衛生大学 救急総合内科 教授/総合救命救急センター 副センター長
- 2014-2019
- 諏訪中央病院 総合診療科/院長補佐
- 2019-
- 福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科 教授
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