最終更新:10月20日/次回更新:11月20日
がん専門医の僕ががんに…?
がんの治療・研究で米国一と言われるテキサス大学MDアンダーソンがんセンターで活躍する日本人医師、上野直人を襲った病魔は、まさに「青天の霹靂」だった――。
自身ががんにかかったことにより、今まで医師の立場としてしか理解していなかった「患者の気持ち」をより深く知ることができたという。
現在はハワイに活躍の場を移した現役がん専門医が、医者から最高の医療を引き出す心得や、日米の医療事情の違いなどを鮮明に描く医療ドラマが満を持してスタートする!
監修:Dr.上野 直人
ハワイ大学がんセンター ディレクター
University of Hawaiʻi Cancer Center
M.D., Ph.D., F.A.C.P.
CancerX 共同発起人・共同代表理事
CancerX Co-founder, Co-representative director
Japan TeamOncology Program, Founder
1964年、京都府に生まれる。1989年和歌山県立医科大学卒業。ピッツバーグ大学付属病院にて一般内科研修後、米国内科専門医取得。テキサス大学MDアンダーソンがんセンターにて、腫瘍内科医として、研修。米国腫瘍内科専門医取得後、 30年MDアンダーソンがんセンターに勤務。現在はハワイ大学がんセンターがんセンター教授、ディレクター。腫瘍分子細胞学博士。
専門は、炎症性乳がん、転移性乳がん。標準的な治療方法の開発から、新しい免疫・標的治療の開発まで、がん治療の先端を担う。
がんの治療効果を最大にするために必要かつ最適とされるチーム医療(チームオンコロジー)の推進にも力を入れ、日本でも医療従事者向けの教育活動を行う (www.teamoncology.com)。患者の主体性を高めるために「最高の医療をうけるための患者学」(講談社「一流患者と三流患者:医者から最高の医療を引き出す心得」(朝日新書)を書く。
著書
一流患者と三流患者 医者から最高の医療を引き出す心得
最高の医療をうけるための患者学
医師が患者になってわかった!後悔しない賢い患者術