更新情報

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  • ゲノム編集技術で人の受精卵の遺伝子を改変して子どもを産ませる行為について、厚生労働省の専門委員会は4日、罰則付きを含め法律で規制すべきだとの意見でおおむね一致した。18日に開かれる政府の生命倫理専門調査会で報告する。専門委員会は、規制に実効性を持たせるための方策などについて議論してきた。出席者からは「医療現場で使うのは無責任。罰則を付けることが妥当だ」「何か起きてから規制をかけたのでは遅い。罰則を入れる必要がある」などの意見が出されていた。
  • 【カイロ=酒井圭吾】アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都ジャララバードで4日、日本人医師で民間活動団体(NGO)「ペシャワール会」現地代表の中村哲さん(73)らを乗せた車が武装集団に銃撃された。州報道官によると、中村さんは病院で治療を受けたが、死亡が確認された。運転手ら5人も死亡した。現場目撃者への取材によると、中村さんが乗っていた車は4日朝、前方に割り込んできた正体不明の武装集団の車に無理やり止められた。車から出てきた4人が中村さんの車に向かって発砲し、逃走した。住民が駆け寄ったところ、運転手や警備員らは既に死亡していた。アフガン軍報道官によると、中村さんは州内の病院で治療を受けた後、首都カブール北方のバグラム空軍基地にヘリコプターで移送される途中、死亡した。中村さんの胸部付近の2か所に銃弾を受けた痕があったという。犯行声明は確認されていない。アフガンでは、旧支配勢力タリバンのほか、タリバンと対立するイスラム過激派組織「イスラム国」も頻繁にテロを起こし、治安は安定していない。タリバンのムジャヒド報道官は4日、ツイッターで関与を否定する声明を出した。中村さんは1946年、福岡市生まれ。九州大医学部を卒業後、84年、現地からの派遣要請を受けて、パキスタン北西部のペシャワルでハンセン病患者の診療を始めた。アフガンにも医療活動を広げ、2000年以降は大干ばつに見舞われたアフガンで、井戸や農業用水路の整備にも取り組んできた。1996年には第24回医療功労賞(読売新聞社主催)を受賞した。アフガン大統領府は4日、「我々の国に対する彼の努力に対し、国民はその貢献を忘れることはない。安らかにお休みください」とのガニ大統領の声明を発表した。
  • 【ローマ=笹子美奈子】イタリアで入院中だった漫画家の松本零士さん(81)が4日、退院し、帰国の途についた。入院先の伊北部トリノの病院が発表した。容体は安定しているという。松本さんは先月15日、自身の作品の記念イベントに出席するため、トリノを訪問していたところ倒れ、病院に運ばれた。病院の発表によると、肺炎で入院していた。
  • 意思とは関係なく筋肉が硬直、収縮する病を右手の親指に発症し、左手だけで演奏した経験も持つ長崎県佐世保市出身のピアニスト本山乃弘さん(36)(埼玉県朝霞市)が7日、故郷でリサイタルを開く。コンクールに臨むピアニストたちを描いた今秋公開の映画「蜜蜂と遠雷」で演技指導を担当するなど、活躍の幅を広げる中での開催となる。
    ◇故郷・佐世保で7日リサイタル◇
    「数多くの曲を失ってしまうのではないかという絶望に近い感情に襲われました」。指を思うように動かせなくなった大学3年の時のことを本山さんはそう振り返る。4歳でピアノを始め、小学3年の頃には、バッハやショパンの曲にひかれて将来の夢をピアニストと定めた。学校から帰宅後に4時間、休日は7時間ほど練習を重ねた。佐世保市の中学を卒業後、東京芸大付属音楽高、東京芸大に進学。大学3年の冬、右手に違和感を覚えた。次第に思い通りに動かせなくなり、演奏会では譜面と異なる鍵盤を押してしまうミスを犯した。その後、「局所性ジストニア」と診断された。 NPO法人ジストニア友の会によると、ジストニアの中でも「局所性」は、指を酷使する音楽家や理容師などが多く発症するとされ、根本的な治療法は確立されていない。それでも本山さんは「まだ弾きたい曲がたくさんある」と、リハビリに専念した。改善した人もいると知り、子どもの頃に練習した曲をゆっくりと弾くことから始めた。左手だけで演奏できる曲の練習もし、診断から2年後、日本演奏連盟の推薦新人演奏会では、片手での演奏でオーディションに合格し、九州交響楽団と共演した。10年余り病と向き合い続け、32歳頃から違和感なく両手で演奏できるようになった。「蜜蜂と遠雷」は恩田陸さんのベストセラー小説を実写化した映画。本山さんの演奏する姿や雰囲気を見たこの映画の監督から依頼を受け、ピアニスト役の一人、松坂桃李さんの演技指導をした。リサイタルを前に「左手だけの演奏を経験し、一音一音がより愛おしくなった。その音色を多くの人に聴いてもらいたい」と話す。
    本山乃弘ピアノリサイタル―情動との対峙― 7日午後2時、佐世保市のアルカスSASEBO。ベートーベンの「ピアノソナタ 悲愴」などを披露する。一般4000円(前売り3500円)、25歳以下1500円(同1000円)。チケットはアルカスや長崎市の絃洋会楽器店などで扱っている。
  • 厚生労働省は4日午前の中央社会保険医療協議会(中医協)で、薬価調査結果(速報値)を報告した。薬の市場価格(9月現在)は、公定価格の「薬価」より平均で約8%低かった。医療機器などの医療材料(5~9月現在)も公定価格より約5.8%安かった。同省は調査結果を踏まえ、2020年度の診療報酬改定で、薬価部分を引き下げる。医師や看護師らの人件費などにあたる「本体」部分は微増としながら、薬価を引き下げることで、診療報酬全体をマイナスに抑える方針。政府は予算案策定のため、12月中旬の決定を目指し、最終的な改定率の調整を進めている。
  • ゼリア新薬工業(東京都)は3日、胃潰瘍などの治療薬「ニザチジン」の一部を自主回収すると発表した。出荷した製品から、基準を超える発がん性物質が検出された。これまでに大きな健康被害は報告されていないという。回収の対象は、2017年2月~18年12月に出荷された製品の一部。厚生労働省は9月、胃潰瘍などの治療薬に発がん性物質が含まれる可能性があるとして、製造販売会社に成分を分析するよう指示していた。
  • アステラス製薬は3日、遺伝子治療薬を手がける米オーデンテスを約30億ドル(約3200億円)で買収すると発表した。米子会社を通じて株式公開買い付け(TOB)を行い、2020年1~3月の買収完了を目指す。オーデンテスは、12年に設立された新興企業で、遺伝子治療技術を活用した医薬品の研究開発を行っている。アステラスは、遺伝子治療薬を将来の成長の柱の一つに掲げており、オーデンテスを取り込むことで事業拡大を図る狙いがある。
  • ハンセン病元患者家族らへの補償法が11月に施行されたのを受け、家族訴訟の弁護団は1日までの2日間、全国7都道府県で電話相談を行った。両日で少なくとも計約150件の相談が寄せられた。北海道、東京都、大阪府、岡山、福岡、熊本、沖縄県で実施し、それぞれ弁護士が対応した。弁護団の八尋光秀共同代表によると、補償金の申請方法についての問い合わせなどがあったという。補償法の対象は元患者の親や子、配偶者ら。厚生労働省の試算では全国で約2万4000人に上るが、差別を恐れて名乗り出ないケースもあるとみられる。弁護団は各地の療養所などで説明会を開いており、八尋共同代表は「相談者のプライバシーに配慮しながら周知を進めていきたい」と話している。
  • 阪神大震災から来年1月17日で25年となるのを前に、遺児のケア施設「あしなが育英会神戸レインボーハウス」(神戸市東灘区)で1日、遺児支援のあり方を考えるシンポジウムが開かれ、約80人が参加した。社会人となった震災遺児2人がハウスで過ごした経験を振り返り、心のケアを継続する大切さを訴えた。レインボーハウスは1999年、日本で初めて、震災遺児の心のケアを目的に開設され、約200人が通った。2003年からは交通事故や病気、自殺で亡くなった人の遺児も対象にしている。現在は東京や、東日本大震災で被災した3市にも設けられている。シンポでは、兵庫県西宮市の自宅が崩れ、4歳で母親(当時31歳)を亡くした会社員福井友利さん(29)と、神戸市内で母親(同25歳)を失った会社員中埜翔太さん(28)が経験を語った。 福井さんは、参観日に母親の姿がなくつらかったこと、母親の手作りの弁当を持ってくる同級生がうらやましかったことなどを明かし、「同じ境遇の仲間が集まるハウスでは、気を使うことなく話したり遊んだりできた」と振り返った。現在はボランティアとしてハウスの活動に参加。東日本大震災後、東北のハウスで、遺児から「学校では作り笑いだけど、ここでは本当の笑顔で過ごせる」と言われ、ハウスの重要性に改めて気づいたという。福井さんは「子ども一人ひとりの感じ方は違うからこそ、時間をかけて寄り添うことが大切」と訴えた。中埜さんも、毎日のように通ったハウスを「気を使う必要がなく、心の底から安心できる第二の家。周りの人の優しさに支えてもらってばかりだった」と話した。中埜さんも東日本の遺児を支援する活動に加わっており、「これからも東北の子どもたちに関わり続けたい」と決意を語った。
  • 独立行政法人「地域医療機能推進機構」発注の医薬品を巡る談合疑惑で、公正取引委員会の強制調査を受けた4社が加盟する業界団体「日本医薬品卸売業連合会」(東京)は11月29日、「コンプライアンス(法令順守)を更に徹底する」とのコメントを発表した。強制調査を受けたのは、メディセオ、アルフレッサ、東邦薬品(いずれも東京)、スズケン(愛知)の各社で、この4社の売上高は業界の8割程度を占める。コメントは、メディセオの親会社の社長で、同連合会の渡辺秀一会長名で出された。「関係者の不信を招き、国民の皆様に疑念を生じさせ、誠に申し訳ない」としている。
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