コラム・連載

石井正教授コラム『地域医療を支えた東北大学病院の教え』

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バックナンバー 一覧

第12回 フィジシャン・サイエンティストに

2024.4.15

東北大学はリサーチマインドを持った医師、科学者でもあり、医師でもあるフィジシャン•サイエンティストを育成したいと考えています。単なる臨床医にとどまらず、研究心や探究心のある医師の育成を目指して、医学科3年次の19週間(約5カ月間) ...[ 続きを読む ]

 

第11回 怒られるうちが花

2024.3.15

これは私自身の経験から言えることです。私は石巻赤十字病院時代、当時副院長で上司だった金田巌先生に毎日、怒られていました。でも怒られるうちが花なんです。指摘されているうちはセーフですが、無視されるとそれはもうアウトと思うことにして ...[ 続きを読む ]

 

第10回 人生は全て修行だ

2024.2.15

これは和賀井啓吉先生です。私は公立気仙沼総合病院(現 気仙沼市立病院)で初期研修をしたのですが、若いときには嫌なことも色々とあり、心が折れそうになることもあります。医師になりたての頃だと知らないことも多いし、失敗も辛いこともある ...[ 続きを読む ]

 

第9回 始まれば、必ず終わる

2024.1.15

これは第2回の「迷ったら、やれ」でもご紹介した佐藤成先生です。佐藤成先生は医局の先輩であり、現在は東北大学移植再建内視鏡外科の特命教授でいらっしゃいます。先日、旧第2外科のメンバーで、トロントで開かれた学会に行ってきたのですが、そこ ...[ 続きを読む ]

 

第8回 「そうすべきではないですか」ではなく「そうしましょうか」

2023.12.15

これは私が研修医だったときの上級医でいらした宮田剛先生に教えていただいた言葉です。宮田先生は現在、岩手県立中央病院の院長を務めていらっしゃいます。仕事が楽しくて仕方ないという先生で、人柄が良く、ユーモアがあって、かつ実力も備えている ...[ 続きを読む ]

 

第7回 まあ、診ますか

2023.11.15

これは誰が言っていたというのではなく、東北大学の旧第二外科(現 総合外科)の伝統的な「気風」のようなものです。当時の東北大学は医局に入局する前に初期研修をすることになっており、私は公立気仙沼総合病院(現 気仙沼市立病院)で研修しました。 ...[ 続きを読む ]

 

第6回 手術はリズム、判断力、冷静さ

2023.10.15

これも前回に引き続き、遠藤渉先生です。私が公立気仙沼総合病院(現 気仙沼市立病院)で研修医をしていたときの上司が遠藤先生でした。でも、これは遠藤先生に限らず、外科の教室であれば、どこでも教えていることだと思います。外科医になってすぐ ...[ 続きを読む ]

 

第5回 世の中、いろいろだから

2023.9.15

これは遠藤渉先生です。私は公立気仙沼総合病院(現 気仙沼市立病院)で研修医をしていたのですが、遠藤先生はそこの上司でした。私と同じ東北大学の第二外科出身で、のちに気仙沼市立病院の院長を務められた方です。手術の天才でいらっしゃいました。 ...[ 続きを読む ]

 

第4回 求めなければ、何も得られない

2023.8.15

これは森野一真先生です。森野先生は現在、石巻の災害医療ACT研究所の理事長を務めていらっしゃいますが、東日本大震災のときは山形県立中央病院の副院長をされていて、石巻に助けに来てくださったんです。この言葉は森野先生だけでなく、同じく助けに ...[ 続きを読む ]

 

第3回 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

2023.7.15

そうです。石巻赤十字病院の院長だった金田巌先生は週に1回ぐらいのペースで言おっしゃっていました(笑)。金田先生は私にだけでなく、色々なカンファレンスや全体ミーティングの場でもよくおっしゃっていたんです。人間の思考の過程には経験則が入り込みがちで、 ...[ 続きを読む ]

 

第2回 迷ったら、やれ

2023.6.15

これは佐藤成(あきら)先生です。佐藤先生はお亡くなりになっているのですが、東北大学の第二外科で7つぐらい上の先輩です。佐藤先生は東北大学の移植再建内視鏡外科で特命教授を務められた伝説上の人物なんです。外科医は色々な病院に手伝いに行きますし、もちろん ...[ 続きを読む ]

 

第1回 シミュレーションできるくらい準備せよ

2023.5.15

私はもともと外科の医師だったのですが、外科では毎日のように手術があります。若手だった頃、何も考えずに手術室に入ると、怒られていたんです。手術には通常ですと3人、多くて4人、最少だと2人で入ります。3人の場合はメインの術者、患者さんを挟んで向かい側に ...[ 続きを読む ]

 

著者プロフィール

石井正教授 近影

著者名:石井 正

1963年に東京都世田谷区で生まれる。1989年に東北大学を卒業後、公立気仙沼総合病院(現 気仙沼市立病院)で研修医となる。1992年に東北大学第二外科(現 先進外科学)に入局する。2002年に石巻赤十字病院第一外科部長に就任する。2007年に石巻赤十字病院医療社会事業部長を兼任し、外科勤務の一方で、災害医療に携わる。2011年2月に宮城県から災害医療コーディネーターを委嘱される。2011年3月に東日本大震災に遭い、宮城県災害医療コーディネーターとして、石巻医療圏の医療救護活動を統括する。2012年10月に東北大学病院総合地域医療教育支援部教授に就任する。現在は卒後研修センター副センター長、総合診療科科長、漢方内科科長を兼任する。

日本外科学会外科専門医・指導医、日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医、日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医・指導医、社会医学系専門医・指導医など。

石井正教授の連載第2シリーズは石井教授が新進の医師だったときに東北大学医学部第二外科(現 消化器外科)学分野(診療科:総合外科)で受けてこられた「教え」を毎月ご紹介していきます。

バックナンバー
  1. 地域医療を支えた東北大学病院の教え
  2. 12. フィジシャン・サイエンティストに
  3. 11. 怒られるうちが花
  4. 10. 人生は全て修行だ
  5. 09. 始まれば、必ず終わる
  6. 08. 「そうすべきではないですか」ではなく「そうしましょうか」
  7. 07. まあ、診ますか
  8. 06. 手術はリズム、判断力、冷静さ
  9. 05. 世の中、いろいろだから
  10. 04. 求めなければ、何も得られない
  11. 03. 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
  12. 02. 迷ったら、やれ
  13. 01. シミュレーションできるくらい準備せよ

 

  • Dr.井原 裕 精神科医とは、病気ではなく人間を診るもの 井原 裕Dr. 獨協医科大学越谷病院 こころの診療科教授
  • Dr.木下 平 がん専門病院での研修の奨め 木下 平Dr. 愛知県がんセンター 総長
  • Dr.武田憲夫 医学研究のすすめ 武田 憲夫Dr. 鶴岡市立湯田川温泉リハビリテーション病院 院長
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  • Dr.菊池臣一 次代を担う君達へ 菊池 臣一Dr. 福島県立医科大学 前理事長兼学長
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