コラム・連載

ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

運命の手紙、M・ウィアの社会貢献

2024.11.15|text by 舩越園子

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米国チームと世界選抜チームが国と地域の名誉をかけて競い合う2年に1度のチーム対抗戦、プレジデンツカップは、今年はカナダのロイヤル・モントリオール・ゴルフクラブで開催され、その際、世界選抜チームのキャプテンを務めたのは、カナダ出身の54歳、マイク・ウィアだった。

ウィアは2003年マスターズで勝利を挙げたのだが、「カナダ人初、レフティ初のマスターズ・チャンピオン」となった彼は、あのとき世界中から大きな注目を浴びた。

ウィアの優勝後には、フィル・ミケルソンやバッバ・ワトソンもレフティのマスターズ覇者となったが、ウィアが勝利する以前のゴルフ界では「左利きのゴルファーはグレート・プレーヤーにはなれない」「レフティはマスターズには勝てない」などと言われ、実際、多くの人々がそう信じていたように思う。

ウィアは生来の左利きで、ゴルフも幼少期から左打ちで始めたが、13歳のとき、帝王ジャック・ニクラスに手紙を書き、「レフティの偉大なる選手はいないと思うので、僕もゴルフは今のうちに右打ちに変えたほうがいいですか?」とストレートに尋ねた。

すると、ニクラスから返信があり、「変える必要はありません。素の自分のまま、ゴルフを続けなさい」と書かれていたという。

それを読んだウィアは「レフティのままでいいのだと確信でき、それが自信になった。その後は、右打ちに変えようなどとは一度も思わず、レフティのまま、自分のゴルフを磨いていった」。

このエピソードは、ウィアが2003年マスターズを制覇した直後に明かしたもので、以後、米ゴルフ界で語り継がれてきた逸話となっていたのだが、今年のプレジデンツカップの際、この話が再度、米メディアによって報じられ、あらためて大きな話題になった。

地道に進んで、スターへ

古い話になるが、PGAツアーの試合会場で、私がウィアの取材を始めたのは1999年の秋ごろだった。当時のウィアは、まだ広くは知られておらず、無名のカナダ人選手という感じだった。

1992年のプロ転向後、カナディアンツアーで新人賞(1993年)や賞金王(1997年)を獲得したものの、米国のPGAツアーの出場権を得るためのQスクール(予選会)では5回も失敗し、6年がかりで、ようやく米国へやってきた苦労人だった。そんな彼の根性物語に心を惹かれ、私は彼に歩み寄った。

身長173センチで小柄で童顔。PGAツアーでは数少ないレフティで、クラブを腰の高さまで上げる大きなワッグルは、とてもユニークだった。

「カナダとアメリカは同じ英語圏で地理的にも近い。だけど、アメリカ人は椅子から身を乗り出す積極的な気質。カナダ人は椅子の背にもたれながら静観する気質だ」
この言葉には、タイガー・ウッズとウィア自身の比較が込められていた。

「僕はタイガーみたいにセンセーショナルなデビューを飾ったわけじゃないけど、地道に進んで、最後にはスターの座を獲得したい」。

その言葉通り、ウィアは我が道を着々と歩んでいった。1999年のエアカナダ選手権で初優勝を挙げると、2000年にはビッグ大会だったWGCアメックス選手権、2001年にはステイタスの高い最終戦のツアー選手権を制し、徐々に存在感を高めていった。

2002年にはトレードマークのワッグルをやめたことで不調に陥り、未勝利に終わった。だが、秋からワッグルを再開すると、すぐに自分を取り戻し、2003年は春先から早々に2勝を挙げて完全復調。そして同年4月にマスターズを制し、夢にまで見たグリーンジャケットを羽織った。

少年時代はアイスホッケーに熱中だった。「大柄な選手にタックルされたら、必ずやり返した」という負けず嫌いだったそうだ。

2002年にオーガスタ・ナショナルが大改造されて距離が大幅に伸長され、ロングヒッター断然有利と言われた2003年マスターズの直前、小柄でどうしてもパワーが不足するウィアが、それでも「出る以上は絶対に優勝する」と断言したとき、私は秘かに彼に期待を寄せていた。

蓋を開けてみれば、彼はまたしても自身の言葉通り、本当に勝利を挙げて、カナダ人としてもレフティとしても初のマスターズ・チャンピオンに輝いた。

世界のメディアの中には「伏兵のメジャー優勝」と記した人は多かった。しかし私は「とんでもない」と一蹴する記事を書いた。 そう、ウィアは伏兵ではなく、彼の勝利は、まぐれ優勝では決してない。彼は闘志を胸に秘めながらビッグトーナメントを次々に制覇し、マスターズに勝つべくして勝ったのだ。

41年前の手紙は運命的!?

カナダ人として初のマスターズ・チャンピオンに輝き、PGAツアーでも勝利を重ねていったウィアは、2000年と2001年、2003年に、カナダの男性アスリート・オブ・ザ・イヤーを合計3度も受賞した。

2004年には、カナダ・オンタリオ州の市民としての最高の栄誉と言われるオーダー・オブ・オンタリオを受賞。カナダ国民の最高栄誉であるオーダー・オブ・カナダは2009年に受賞し、その年には、カナダのゴルフ殿堂(カナディアン・ゴルフ・ホール・オブ・フェーム)入りも果たした。

PGAツアーでは、通算8勝を挙げ、昨今はシニアのチャンピオンズツアーにも挑んでいるが、一方で、社会貢献にもプロ転向直後から取り組み、マスターズ優勝後は一層、積極的になった。

2004年にはマイク・ウィア財団を設立。肉体的、精神的、あるいは教育上の助けを求めている子どもたちをサポートすることを目指し、毎年、マイク・ウィア・ミラクル・ゴルフ・ドライブ・フォー・キッズというチャリティ・トーナメントを開催。子どもたちへの支援金の寄付を求めている。

2005年にはマイク・ウィア・ブランドのオリジナルワインの販売も開始。売り上げは、すべて自身の財団を通じて、子どもたちのために役立てられるという。

41年前、ウィアとニクラスの手紙のやり取りが無かったら、あるいはニクラスからの返信が異なる内容だったら、その後、ウィアのキャリアと彼の社会貢献はどうなっていたのだろうか。
そう思うと、運命的な何かを感じずにはいられない。

次回は12月15日公開予定!

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 91. 「米国に救われた」リリア・ヴの恩返し
  3. 90. 感謝から生まれたチャリティ精神
  4. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  5. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  6. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  7. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  8. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  9. 84. どんなときも、誰かのために
  10. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  11. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  12. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  13. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  14. 79. 命のリレー、命のショー
  15. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  16. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  17. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  18. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  19. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  20. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  21. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  22. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  23. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  24. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  25. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  26. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  27. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  28. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  29. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  30. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  31. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  32. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  33. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  34. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  35. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  36. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  37. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  38. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  39. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  40. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  41. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  42. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  43. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  44. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  45. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  46. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  47. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  48. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  49. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  50. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  51. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  52. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  53. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  54. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  55. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  56. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  57. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  58. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  59. 34. それが「私の生きる意味」
  60. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  61. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  62. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  63. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  64. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  65. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  66. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  67. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  68. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  69. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  70. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  71. 22. 帝王の優しき野望
  72. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  73. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  74. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  75. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  76. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  77. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  78. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  79. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  80. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  81. 12. 選手もキャディも主役になった日
  82. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  83. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  84. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  85. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  86. 07. デービス・ラブの愛
  87. 06. 彼が国民的スターである理由
  88. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  89. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  90. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  91. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  92. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

著者プロフィール

舩越園子 近影
舩越 園子(ふなこし そのこ)

ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。
百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。

在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。

『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。

アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。

最新の書籍紹介

『タイガー・ウッズ 復活の言霊』

タイガー・ウッズ 復活の言霊
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復活劇の裏にあったウッズの想い
すべての人の心を打つ48のメッセージ

誰もが憧れる絶対王者として
君臨していたウッズ。
不倫騒動、くり返された故障と手術、
まさかの逮捕劇……と、
人生の風雨にさらされたウッズ。

子供たちと向き合い、自分を見つめなおし、
見事に復活優勝を果たしたウッズ。
どれもタイガー・ウッズだが、
彼の言葉を追い、紐解いていくことで
人間・ウッズの実像が見えてくる。

そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 91. 「米国に救われた」リリア・ヴの恩返し
  3. 90. 感謝から生まれたチャリティ精神
  4. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  5. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  6. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  7. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  8. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  9. 84. どんなときも、誰かのために
  10. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  11. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  12. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  13. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  14. 79. 命のリレー、命のショー
  15. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  16. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  17. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  18. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  19. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  20. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  21. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  22. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  23. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  24. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  25. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  26. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  27. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  28. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  29. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  30. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  31. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  32. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  33. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  34. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  35. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  36. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  37. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  38. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  39. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  40. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  41. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  42. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  43. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  44. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  45. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  46. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  47. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  48. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  49. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  50. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  51. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  52. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  53. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  54. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  55. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  56. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  57. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  58. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  59. 34. それが「私の生きる意味」
  60. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  61. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  62. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  63. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  64. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  65. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  66. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  67. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  68. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  69. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  70. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  71. 22. 帝王の優しき野望
  72. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  73. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  74. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  75. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  76. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  77. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  78. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  79. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  80. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  81. 12. 選手もキャディも主役になった日
  82. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  83. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  84. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  85. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  86. 07. デービス・ラブの愛
  87. 06. 彼が国民的スターである理由
  88. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  89. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  90. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  91. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  92. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい