診療方針プロトコール(糖尿病編)タイトル

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登録大学病院

病院

順天堂大学医学部附属順天堂医院 糖尿病・内分泌内科
東京都文京区

綿田 裕孝教授
綿田 裕孝 教授
教授からのメッセージ

当教室は、1994年に誕生した新しい診療科です。初代教授である河盛隆造先生(現順天堂大学特任教授)のあとを、2010年から私が引き継ぎました。当科は、特に糖尿病診療に重点を置いており、この分野においては、国内でトップクラスの診療をしていると自負しておりますが、同時に、全医局員が糖尿病と内分泌疾患、およびその他の代謝異常症の診断、治療ができるようになることを目指しています。

綿田 裕孝 教授 略歴

    1990
    大阪大学医学部卒業
    1997
    カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学
    2001
    順天堂大学医学部講師、以降、助教授、准教授を経て
    2010~
    順天堂大学 医学部教授
    日本糖尿病学会(専門医・指導医)、日本内分泌学会(専門医・指導医)、日本内科学会(認定医、指導医)
診療方針

糖尿病の各ステージにおける病態を解明し、更に、その病態に沿った治療法の開拓をテーマとして、日々、基礎研究、臨床研究を行い、当科受診の患者さんには、現時点での最善の糖尿病治療を提供できるように努めております。 ...続きを見る

教育方針

糖尿病内分泌内科における後期研修では、各疾患の論理的な病態生理の把握をおこない、その病態生理にあった治療法を選択することを原則としながらも、患者さんの生活環境などを考慮し、患者さんを全人的にサポートできる医師を育成していくことを目標としています。当科では病棟診療においてグループ制をとっております。 ...続きを見る

研究方針

2型糖尿病の患者数は日本で爆発的に増加しております。糖尿病の発症予防、糖尿病患者の予後改善のためには、糖尿病の病態を解明し、その病態の根本に根ざした治療が必要です。そこで、私達は、糖尿病の病態と治療法に関わる研究に取り組んでいます。 ...続きを見る

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慶應大学医学部 腎臓内分泌代謝内科
東京都新宿区

伊藤 裕教授
伊藤 裕 教授
主任教授からのメッセージ

腎臓内分泌代謝内科は、Patient、まさに苦しみに耐える患者さんの苦しみを共感(Sympathy)し、誠意(Sincerity)をもって患者さんへ献身(Self-sacrifice)、奉仕(Service)が実践できる内科医師を養成することを教室の目標としています。そして、臓器個別の障害のみに目を奪われることなく、内科医本来の姿である、患者さんの全身状態を総合的、多角的に把握し治療することをモットーに、診療、教育、研究に邁進しています。

伊藤 裕 教授 略歴

    1983
    京都大学医学部医学科卒業
    1989
    京都大学大学院医学研究科博士課程修了、学位取得
    1983
    京都大学医学部附属病院内科医員
    1989
    米国ハーバード大学医学部 Brigham and Women's Hospital Molecular and Cellular Research Laboratory博士研究員
    1990
    米国スタンフォード大学医学部循環器内科 Falk Cardiovascular Research Center 博士研究員
    1993
    京都大学医学部内科学第二講座 助手
    2000
    京都大学大学院医学研究科臨床病態医科学 第二内科病棟医長
    2001
    京都大学大学院医学研究科臨床病態医科学講座 講師
    2002
    京都大学大学院医学研究科臨床病態医科学講座 助教授
    2006
    慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科 教授
    2009
    慶應義塾大学医学部総合医科学研究センター 副センター長
診療方針

糖尿病をはじめとした代謝異常の診療に取り組んでおり、特に専門性を要求されるインスリン療法に積極的に取り組んでいます。また代謝疾患は全身疾患であり動脈硬化を悪化させることから血管の状態を把握しながら、糖尿病代謝の管理だけでなく、脂質、血圧、体重の管理も行っております。外科の手術後の患者さんなど、内科の枠を超えた他科との共同診療(併診)の患者さんも多く、多彩な病態・病状に対応した治療を行っております。 ...続きを見る

教育方針

卒後3年目:「慶應義塾大学内科学教室の専修医プログラム」をスタートします。卒後3年目以降であれば、大学院(医学研究科博士課程)に入学することで腎臓内分泌代謝内科に入局することが出来ます。

卒後5年目:後期臨床研修の前半2年間での全内科ローテーションが終了した後、腎臓内分泌代謝内科に所属してからの専修医期間3年間で、教室員全員の日本内科学会認定医、総合内科専門医(旧:認定内科専門医)ならびに、各専門医の取得と医学博士号の取得を前提としたカリキュラムを組み、「リサーチセンスを持つ臨床医の育成」を目指しています。特に、日本糖尿病学会専門医は、その取得が困難な専門医制度の一つですが、当科では2010年度3名、2011年度2名、2012年度3名が合格(合格率100%)し、その取得に支障のないプログラムを継続しています(最近の全国平均合格率約60%)。 ...続きを見る

研究方針

「メタボリックシンドローム先導医学講座(中江 淳 特任准教授)」、「肥満・2型糖尿病発症予防グループ(河合俊英 専任講師)」、「腸管・免疫代謝グループ(入江潤一郎 助教)」の3グループで、日夜新しい治療法や薬剤の開発を目指して研究を続けています。 ...続きを見る

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東邦大学医療センター大森病院 糖尿病・代謝・内分泌センター
東京都大田区

弘世 貴久教授
弘世 貴久教授
主任教授からのメッセージ

世界で、そして日本で増え続ける糖尿病。日本にはまだ糖尿病の専門医が5千人たらずしかいません。予備軍含め2千万人と言われている糖尿病の診療にはまったく不足しているのが現状!つまり糖尿病は臨床・研究の両面でこれからの分野なのです。
基礎医学⇔臨床医学におけるtranslational researchは私たちMD/PhDの責務であり、その機会は大学病院に委ねられています。皆さんも、当センターの一員となって糖尿病診療のオピニオンリーダーになってください。

弘世 貴久 教授 略歴

    1985
    大阪医科大学卒業、大阪大学医学部第三内科 研修
    1992
    大阪大学大学院医学研究科内科学修了 博士号取得
    米国国立衛生研究所(NIH)研究員(新規核内受容体の同定)
    1995
    大阪大学医学部第三内科
    1997
    西宮市立中央病院内科医長
    2004
    順天堂大学医学部代謝内分泌学講座 講師
    2006
    同大学院助教授(19年同先任准教授)
    2012
    東邦大学医学部内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌学分野 教授
診療方針

糖尿病・代謝・内分泌領域はとても幅の広い領域をカバーしています。patient-centered approachを基本にあらゆる選択肢を考慮し最適化を目指しています。 ...続きを見る

教育方針

1) 豊富な糖尿病・代謝・内分泌領域の臨床研修 (各種認定医・専門医取得)
2) ‘糖尿病・内分泌 治療学’としてのオピニオンリーダーの育成
3) 世界標準の研究・診療技術
4) 多彩な男女共同参画型研修(週3.5日制など)  ...続きを見る

研究方針

2012年4月に弘世貴久教授が就任し、全く新しい研究体制で研究を推し進めております。まだまだ研究自体が始まったばかりですが、今後の研究報告、当科の全国・世界での活躍を楽しみにしていてください。  ...続きを見る

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東京大学医学部付属病院 糖尿病・代謝内科
東京都文京区

門脇 孝 病院長兼教授
門脇 孝
病院長兼教授
病院長/教授からのメッセージ

糖尿病・脂質異常症・肥満症・メタボリックシンドロームは、生活習慣の変化に伴い急増している疾患であり、そのコントロールが不良であると患者さんのQOLの低下をもたらします。当科では、最新のエビデンスに基づいて、患者さん一人一人の病態に即した診察・治療を行っています。

門脇 孝 病院長/教授 略歴

    1978
    東京大学医学部医学科卒業
    1986
    東京大学医学部第三内科助手
    1986~
    1990
    アメリカ国立衛生研究所(NIH)糖尿病部門に客員研究員として留学
    1996
    東京大学医学部第三内科講師、その後東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科講師、助教授を経て
    2003~
    東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授
    2011~
    東京大学医学部附属病院病院長
    日本糖尿病学会理事長、日本内分泌学会理事、日本肥満学会理事
診療方針

糖尿病、脂質異常症、肥満症などの代謝疾患を対象とし、代謝異常に合併する臓器障害の診療を行っています。全身に眼を向け、病態生理を総合的に深く理解し、最新の治療の進歩を取り入れた、患者さんにベストの医療を目指しています。病態の背景にある偏った生活習慣の改善に加えて、一人一人の病態を踏まえた全人的治療を実践します。さらに代謝疾患の分子病態と遺伝要因を明らかにすることを目標に、先進的医療を推進しています。 ...続きを見る

教育方針

総合内科チームおよびコンサルトチームの一員として、チャートラウンド、回診、カンファランスを通じて、糖尿病・代謝疾患を中心に患者の全身に目を配った全人的治療を行えるように内科医としての基本教育を行うとともに、糖尿病専門医取得に向けて、教授をはじめスタッフ一同が担当する糖尿病セミナーなど専門教育を実施しています。  ...続きを見る

研究方針

分子生物学的・分子遺伝学的手法を用いて、糖尿病・代謝疾患の成因解明と治療法確立に向けた最先端の研究を行い、その成果は国際的に高く評価されています。  ...続きを見る

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昭和大学医学部 内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科学部門
東京都品川区

平野 勉 教授
平野 勉 教授
教授からのメッセージ

近年、食生活の欧米化や生活リズムなどの生活環境の大きな変化に伴い、内臓脂肪型肥満を基盤に糖尿病、脂質異常症、肥満症、メタボリックシンドロームの患者さんが急増しています。
われわれ糖尿病・代謝・内分泌内科では、増加する2型糖尿病患者さんに加え、1型糖尿病、妊娠糖尿病患者さんなど糖尿病全般から内分泌代謝疾患まで幅広く患者さんを診療しております。

平野 勉 教授 略歴

日本内科学会認定内科医
日本糖尿病学会専門医 指導医
日本糖尿病合併症学会 評議員
日本動脈硬化学会専門医 評議員
日本肥満学会専門医 評議員
日本生活習慣病学会 評議員
診療方針

患者さん、時には患者さんの御家族を含めて、糖尿病専門医、糖尿病研修指導医また糖尿病療養指導の資格を有する認定看護師とともに糖尿病治療に対してチーム医療を行う事を心がけております。患者さんの生活環境、治療目標などを把握し、患者さんとともにテーラーメイド治療を行うように常に心がけております。 ...続きを見る

教育方針

当科では入局後、日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合内科専門医、日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医の取得に向けて研修を行っていきます。専門外来の診療担当をする前は主に予約外診療、救急対応を行っていただきます。また上級医の外来のベシュライバーとして初診患者への対応などを学んでいただきます。  ...続きを見る

研究方針

以下のような研究を行っています。

  • 日本人2型糖尿病における糖質負荷および脂質負荷による血中インクレチンとGLP-2の反応
  • 外来糖尿病患者に対するインスリンデクルデクをBasal インスリンとしたBasal-Bolus療法と従来持効型インスリンアナログ製剤をBasal インスリンとしたBasal-Bolus療法に関する比較検討
  • インスリン使用中の妊婦の血糖変動と胎児・新生児合併症との関連に関する検討 など
  •  ...続きを見る

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    埼玉医科大学 内分泌・糖尿病内科
    埼玉県入間郡

    粟田 卓也 教授
    粟田 卓也 教授
    教授からのメッセージ

    糖尿病をはじめとする生活習慣病の診断と治療全般を体系的に修得できます。特に糖尿病教育入院についてはクリニカルパスを使ったチーム医療を体験することができます。また、内分泌疾患の診断と治療についても、日常よく遭遇する甲状腺疾患や骨粗鬆症から比較的まれな下垂体疾患やCushing症候群などを経験できます。

    粟田 卓也 教授 略歴

    1981年  東京大学医学部卒業
    1993年  マサチューセッツ大学博士研究員
    2005年~ 埼玉医科大学医学部教授

    内科認定医・指導医、糖尿病専門医・糖尿病研修指導医、内分泌代謝科専門医・指導医、肥満症専門医・指導医、日本内科学会(評議員)、日本糖尿病学会(学術評議員、1型糖尿病調査研究委員会委員、専門医試験委員会委員、膵・膵島移植に関する常置委員会委員、選挙管理委員会委員)、日本内分泌学会(評議員)、日本糖尿病・肥満動物学会(理事)、日本糖尿病眼学会(理事)、日本病態栄養学会(評議員)、日本糖尿病合併症学会(評議員)、日本糖尿病・妊娠学会(理事)、日本成人病(生活習慣病)学会(評議員)、1型糖尿病研究会(世話人)、日本先進糖尿病治療研究会(世話人)、膵臓移植中央調整委員会委員、膵臓移植地域適応検討委員会(関東甲信越代表委員)
    診療方針

    当科が担当する疾患については、インスリンアナログ・インクレチン関連薬・降圧薬・脂質改善薬・内分泌疾患治療薬など、新たな薬剤を含めて多くの治療薬があり、使いこなすことは容易ではなくなっていますが、当科ではそれらの適切な使い方をマスターすることができます。現在、糖尿病や高血圧の先進療法などにも力を入れており(持続血糖モニターや1型糖尿病患者に対するインスリンポンプ療法など)、先端的医療を提供できるよう努めています。 ...続きを見る

    教育方針

    チーム診療体制をとっています。それぞれのチームには、1名の講師又は准教授がチームリーダーとなり2~3名の上級医と後期研修医および初期研修医で 6~10名くらいの入院患者を受け持っています。週に一度チームごとに、症例検討と回診を行います。水曜日は8時から新患のプレゼンテーションおよび、回診があり、17時からは症例検討会があり教授、准教授、講師を含め、活発な討論が行われます。  ...続きを見る

    研究方針

    主として分子生物学的手法を用いた基礎的研究が多いですが、臨床にフィードバックできるような研究を行っています。また、薬効評価などの臨床的な研究も盛んです。  ...続きを見る

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    東京女子医科大学 糖尿病センター
    東京都新宿区

    内潟 安子 主任教授
    内潟 安子 主任教授
    教授からのメッセージ

    糖尿病を中心とした代謝疾患・生活習慣病の臨床と研究に情熱をもっている若手医師に是非大学院に入学していただき、研究を一緒におこない、糖尿病という病態の解明および糖尿病治療に光明を与えることができればと、切に願う次第です。

    内潟 安子 主任教授 略歴

    1. 昭和52年 金沢大学医学部卒業
    2. 昭和56年 金沢大学医学部大学院卒業
    3. 昭和56年 富山医科薬科大学医学部第1生化学教室(岡本宏教授)研究生
    4. 昭和58年 米国国立衛生研究所(NIH/NIDR)(Dr. AL Notkins)のVisiting Fellow
    5. 昭和61年 米国国立衛生研究所(NIH/NIDR)(Dr. AL Notkins)のVisiting Associate
    6. 昭和62年 東京女子医科大学糖尿病センター助手
    7. 平成 4年 東京女子医科大学糖尿病センター講師
    8. 平成 8年 東京女子医科大学糖尿病センター助教授
    9. 平成16年 東京女子医科大学内科学(第三)講座 教授
    10. 平成23年 東京女子医科大学内科学(第三)講座主任教授 / 第4代糖尿病センター長
    診療方針

    外来では、糖尿病一般外来のほか、小児・ヤング糖尿病、腎症(CAPD を含む)、神経障害、妊娠、高脂血症・肥満、フットケア、遺伝子異常による糖尿病などの特殊外来を、糖尿病眼科とともに、行っています。

    先進的医療の取り組み
    1.妊娠前・妊娠中の血糖測定
    2.皮膚AGEの測定
    3.CGMS(持続糖濃度測定システム)について
    4.足潰瘍・壊疽の治療に画期的な血行再建術と持続陰圧吸引療法(NPWT)
    5.糖尿病専門医による全身的管理下に眼科手術 ...続きを見る
    教育方針

    コメディカルスタッフとのチーム医療は1975年から率先して進めてきた医療形態で、チーム医療による成果は専門外来の治療成績として明らかとなっています。病棟では集団栄養指導を週二回、糖尿病教室は週五日行っています。外来患者さんには患者会での勉強会や講演会、ヤング患者さんのミィーティングや糖尿病合併症妊娠についての勉強会など患者さんを中心に考えた指導システムを整えています。  ...続きを見る

    研究方針

    以下に代表される、さまざまな研究を行っています。

    1. 糖尿病の薬物治療応答性に関する遺伝疫学的研究
      1. 糖尿病患者にみられる経口薬の2次無効に関する遺伝要素について検討する
      2. 日本人若年発症糖尿病における糖尿病の成因の解析
    2. 1型糖尿病の疫学的研究
    3. 最終糖化産物とその受容体を中心とした糖尿病性合併症の成因研究
    4. 糖尿病患者の心理社会的背景の研究
    5. 若年発症2型糖尿病の合併症発症に関する疫学研究
    6. 臨床疫学のためのデータベース構築
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    新潟大学医学部 血液・内分泌・代謝内科
    新潟県新潟市

    曽根 博仁 教授
    曽根 博仁 教授
    教授からのメッセージ

    新潟県の糖尿病・代謝・内分泌内科の教育・診療・研究を一手に担っているのが当教室です。当教室は、多彩な内分泌疾患の診療と共に、莫大な数(40歳以上の国民の3人に1人は糖尿病か予備軍)の患者さんを擁する糖尿病を始め、肥満、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病をコントロールすることによって、失明、透析、動脈硬化疾患を始めとする合併症を予防し、健康長寿を実現することを目的にしています。

    曽根 博仁 教授 略歴

      1990
      筑波大学医学群 卒業
      1990
      筑波大学付属病院 内科研修医
      1997
      米国ミシガン大学 代謝内分泌内科研究員
      1999
      筑波大学医学部 代謝内分泌内科 講師
      2006
      お茶の水女子大学 生活習慣病医科学 准教授
      2009
      筑波大学大学院 水戸地域医療教育センター
      内分泌代謝・糖尿病内科 教授
      2012
      現職
    診療方針

    急増する糖尿病においては、動脈硬化性疾患、腎透析や失明などの合併症の予防や悪化防止を最重視し、血糖のみならず血圧・脂質なども含めた全身の代謝コントロール改善を図っています。
    当科の目標である「大規模臨床研究によって、病気の予防や治療に関わる科学的なエビデンスを明らかにし、より良い治療法の確立および世界の人々に健康寿命の延伸に貢献する」のために、糖尿病発症前からの介入、発症予防なども積極的に行っています。  ...続きを見る

    教育方針

    内科全分野にわたる高い総合診療能力を身につけることを最初の目標としています。糖尿病は非常に多くの全身合併症がみられる疾患ですし、内分泌疾患も全身にわたる思いがけない症状や影響がみられるので、糖尿病、代謝内分泌専門医を目指す場合には、これはどうしても必要なことだと考えています。その点、当教室は、もともと血液内科も含む総合内科学教室でもあり、糖尿病・代謝・内分泌分野に不足がちな、救急対応、腫瘍疾患学、感染症学なども身近に学ぶことができます。。  ...続きを見る

    研究方針

    当教室では、基礎研究によって病態を解明することと共に、経験に基づく高度な臨床センスが必要な臨床研究の両方をバランス良く、双方向的に実施していくことが不可欠であると考えており、若い人が独自の視点で主体性を持って未知の分野を切り開くことを支援しています。
    実際に、年間数十本の論文や国際学会発表が行われており、たとえばアメリカ糖尿病学会やヨーロッパ糖尿病学会では世界有数の演題数を誇っています。 ...続きを見る

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