点滴の基本

解説
点滴をとるのが苦手という人はたくさんいます。血管の性状のためにどうしてもとれない場合はありますが、多くの場合はやり方を知らないがために苦手なのだと思います。
まずは静脈弁の位置から確認しなければいけません。血管に逃げられるなら針を立てなければいけません。また、血液の逆流があったら針を寝かせて少し進め、内筒を少し抜いて外筒が血管内に入っているか確かめなければいけません。
Dr.四維 東州 近影

四維 東州(よつい とうしゅう)

森山記念病院 麻酔科

略歴

    1970
    埼玉県に生まれる
    1995
    日本医科大学卒業
    1995
    日本医科大学麻酔科学教室入局
    2001
    日本医科大学大学院卒業
    2001
    日本医科大学麻酔科学教室助手
    2002
    北村山公立病院麻酔科医長
    2004
    三井記念病院麻酔科科長
    2014
    森山記念病院


学位

医学博士


資格

日本麻酔科学会麻酔科指導医
日本ペインクリニック学会ペインクリニック暫定専門医


著書

2008年発行以来、大好評を得た第1版の全面改訂版。
本書は麻酔を中心としたベッドサイドで必要な手技を、絶対不可欠な13項目に限定し、本来習得に数年かかるテクニックをごく短期間で身につけられるよう作られている。個々のテーマの問題点や特殊状況を解説し、さらに「うまくいかないとき」として、いろいろな選択肢を丁寧に解説し、また著者自身の「やり方」「主張」を明快に出すことによって、実践に即した技術の向上がいっそう図れるようになっている。

第2版では、初版のときには気づかなかった新しいテクニック、理論などを追加し、さらにわかりやすく実践的な内容とした。そして、実際に行う操作は赤字で記し、強調したいところは黒太字で記してある。
また一部手技においては、よりイメージをつかんでもらいやすくするために著者自身のブログ『一気に上級者になるための麻酔科のテクニック ブログ』において「動画」「一気にわかる麻酔管理」を配信している。

なお、本書は韓国語翻訳版も出版されている。

四維 東州:著
本体 ¥4,200+税/2011年5月発行/三輪書店
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  • 点滴のとり方
  • Aラインのとり方
  • ストマックチューブの入れ方
  • 挿管の方法
  • エコーガイド下橈骨動脈穿刺
関連サイト
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